going

行かなくちゃ
行かなくちゃ
夜が明ける前に
叫んでも
叫んでも
君が見つからない



深い森を彷徨って
高い塔に登って
水平線を割って
人混みをかき分けて


震えていたキミの声
気付いた時は遅くて
いつの間にか出来ていた
この溝を埋めたくて


ふいに見掛けた気がして手を伸ばす
触れた冷たい空気は
今の僕を嘲笑ってる様で


行かなくちゃ
行かなくちゃ
夜が明ける前に
叫んでも
叫んでも
キミが見つからない



いつかキミが話してた
未来の話覚えてる
隣には僕の姿と
照れながら笑ってた


辿り着いた公園で
俯いている後ろ姿
声にならない掠れ声で
キミの名前を紡いだ


いつになく儚く壊れそうで
触れた冷たい頬は
キミの想いを物語ってた


行かなくちゃ
行かなくちゃ
夜が明ける前に
キミと2人
手を繋いで
新しい明日へと



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